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【5日以内にやること一覧】会社員からフリーランスへの最初の一歩

会社を退職したから、これからフリーランスとして仕事をしていくぞ~
役所関係の手続きは早くしないとだめだよね

そうだね…
保険証は会社に返却したからこのままでは病院に行けないよね。
それに役所関係の手続きって難しくてよくわからない

フリーランスになると保険料が高くなるってXで見たけどほんと?

この記事では、会社を退職しこれからフリーランスとして仕事をしていく全員がやるべき手続きをまとめています。

私は、実際に会社を退職しフリーランスとして仕事を開始。
経験したからこそわかるポイントや注意点をメインに紹介します。

結論、会社を退職後5日以内に下記手順で行動するだけです。

STEP
前職の健康保険を継続した場合の保険料を確認

協会けんぽや健康保険組合など、前職の健康保険を運営しているところへ電話で問い合わせる

STEP
市役所で国民健康保険に加入した場合の保険料を試算

市役所に行き試算してもらう

STEP
STEP1,2の保険料を比較

どちらが安いか比較し健康保険に加入する、もしくは会社勤めの家族の扶養になる

STEP
市役所で厚生年金から国民年金への切り替え

ここは判断に迷うことはありません。

会社を退職しフリーランスになった人全員が必須でやるべきことは以上です。

ポイントは、健康保険の試算は自分でしないこと。
世帯主の収入、年齢、家族構成、退職理由など様々な要素があり計算方法がかなり複雑です。市役所と協会けんぽなどのプロに試算してもらうことを強くおすすめします。

市役所へ行って手続きするのは面倒ですよね。しかし、今後支払っていく税金の金額に影響します。少しでも支払う金額を安くしたいので、退職後5日以内に考えをまとめてサクッと終わらせましょう。

目次

健康保険を切り替える

会社員の人は、会社の健康保険に加入しています。
自分で手続きをしないので自覚はないですが、入社時に必要書類を会社に提出し会社が健康保険の加入手続きをしてくれています。

会社の健康保険を脱退した人は、

  1. 健康保険の扶養認定
  2. 国民健康保険に加入
  3. 前職の健康保険を継続
  4. 国民健康保険組合に加入

いずれかを選択する必要があります。

どれを選択すれば一番保険料を安く済ませられるのか?」を比較をしていきましょう。

1.健康保険の扶養認定

会社を退職し年間収入が130万円未満になりそうな人は、会社員の家族の扶養に入るという選択肢が考えられます。自分自身は保険料を納める必要がありませんので、一番安く済みますね。

しかし、扶養になれるかどうかは条件がありますので、家族の勤務先に確認してみてください。日本年金機構のホームページによると、事実発生から5日以内に手続きを済ませる必要があります。

2.国民健康保険に加入

会社の健康保険や共済組合などに加入していない人が対象で、退職後14日以内に手続きが必要です。

繰り返しますね。
市役所に行って保険料を試算してもらってください。

国民健康保険に加入する人全員と世帯主の前年所得がわかるもの(源泉徴収票など)、自分の身分証を持っていくと、5分もかからず試算をしてくれました。

3.前職の健康保険を継続

勤務先の健康保険に2ヶ月以上加入していた人は、協会けんぽなどに申請することで、通常2年間は前職の健康保険を継続することが可能です。退職後20日以内に協会けんぽなどで手続きが必要となります。

しかし、会社員のときは自己負担と会社負担がそれぞれ半分ずつでしたが、全額自分で支払うことになります。

こちらも一番確実なのは、前職で加入していた協会けんぽや組合健保に電話して保険料を聞くこと。

私は実際に協会けんぽに電話、前職の保険証番号を伝えると正確な保険料を丁寧に教えてくれました。保険証番号がわからないときは、事前に前の会社に聞いたほうが良いかもしれませんね。

4.国民健康保険組合に加入

職種ごとに健康保険があることを知っていますか?

マイナビのホームページを見ると、令和6年4月時点で全国で158の国民健康保険組合が設立されていて、一般的に所得に関係なく保険料が一定です。

しかし、いくつか注意点もあります。

  • 組合ごとに働く場所などの加入条件がある
  • 組合ごとに加入申請の締め切りが異なる
  • 審査の結果によっては加入できないこともある

自分の業種に組合があるかどうか、加入要件はクリアしているか、早めにチェックする必要がありますね。

年金を切り替える

会社を退職後14日以内に厚生年金から国民年金に切り替えが必要です。
会社員は第2号被保険者で下記どちらかを選択しましょう。

年金切り替えの選択肢は2つだけ。

第3号被保険者になる

健康保険の切り替えで「1.健康保険の扶養認定」を選択した人

第1号被保険者になる

会社を退職して第3号被保険者ではない人

国民年金の保険料は所得にかかわらず一定で、日本年金機構のホームページを確認すると、令和6年の国民年金保険料は1カ月あたり16,980円となっています。

保険料は一定ですが、口座振替で前納を選択すると保険料が割引になります。
私は口座情報がわかるものと印鑑を持参したので、その場で口座振替の手続きまで済ますことができました。

以上が会社を退職しフリーランスになる全員が必ずやるべきことです。

まとめ

一番選択に迷うのは、健康保険の切り替えですよね。

少しでも安く保険料を済ませたいので、パターンごとにプロによるシミュレーションが必須です。自分の収入だけでなく、家族がいる方は世帯全員の収入、家族構成、配偶者の年齢など個人によってベストは異なります。

実際私は「国民健康保険は高い」とXで見たので「自分もきっとそうだろう」と思い込んでいました。
しかし、シミュレーションをしてもらうと、前職の健康保険を継続するより国民健康保険に加入したほうが保険料は安い、と判断することができました。

市役所や協会けんぽで聞くことが何よりも大切です。

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この記事を書いた人

趣味は野球観戦とお酒、好きが高じて株を購入したWebライター「大原詩穂」です。
●積立NISAと株の運用
●フリーランスの道のり
をすべて実体験をもとに失敗も包み隠さずブログで発信しています。
MBTI診断INTJ(建築家)ど真ん中、新しい情報に触れるとワクワク。「資産運用を始めたい」「フリーで働きたい」という方の道しるべになりたいという思いでブログを開設。

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